先着の人々

写真は、今年の神田祭神幸祭です。具体的に言うと、神輿宮入です。

来た

写真を撮った時は夕べでした。近くの展覧会から出たちょうどその時に、遠くから掛け声が届いて、観客もどんどん道に集まっています。しばらくすると、「露払い」の役の人は注連縄を空高く上げて、前に向いて、ゆっくりと来ています。後に付いてくる人たちは、ダボシャツを着ていて、手を叩いたり、後ろに振り返ったりしています。彼らの顔に、興奮の色が見えます。掛け声が益々大きくなって、観客のみんなも話し合ったりスマホやカメラを準備したりしています。

進まないお神輿

ついに来ました。担ぎ手たちは元気満々でお神輿を担いで、掛け声に合わせて進んでいます。だが、あるお爺さんはいつの間にか道の先に立っていて、先着の人たちを指揮して、担ぎ手たちを後ろへ押します。お神輿がやはり後ろへ少し移したが、担ぎ手たちは諦めずに、もっと大きな声を出して、まるで心臓の鼓動のように、お神輿とともに律動しています。熱い雰囲気が溢れて、観客たちも手を叩いて応援しています。やっと進みました。大歓声が上がっています。お爺さんも女性に男性に代わってお神輿を担ぐように指示して、道の先を離れました。

進んでいくお神輿

あの日、昼御饌と祭太鼓も見ましたが、一番感動したのはどっちと聞かれれば、答えはやはり神輿宮入です。神幸祭は「人と神の共振」と言われます。神輿宮入を見ると、実感しました。新時代に入っても、古い伝統をちゃんと守ってきて、今の生活の一部になって、素晴らしいだと思います。