彪佳 夜に南山に望みて笑いて曰く。「山川人物 皆幻形也。今山川 故の如し。而して人生 已に一世(一生)となれり。」と。詰旦、家の人 彪佳の所在を失い、柳の陌 浅き水に、角巾露れるを見て、曰く是耶と。蓋し水に入り端坐する云。
陳鼎『東林列伝』
左海に月を逐いて、双峰に夢を遺す
彪佳 夜に南山に望みて笑いて曰く。「山川人物 皆幻形也。今山川 故の如し。而して人生 已に一世(一生)となれり。」と。詰旦、家の人 彪佳の所在を失い、柳の陌 浅き水に、角巾露れるを見て、曰く是耶と。蓋し水に入り端坐する云。
陳鼎『東林列伝』